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大豆たんぱくでしなやかな血管を保つ

大豆は畑の肉といわれるくらい、良質のたんぱく質を豊富に含む食物性食品。
この大豆のたんぱく質には、血管のしなやかさを保つほか、血中のコレステロール値や悪玉のLDLコレステロール値の上昇を防ぐ作用があると期待されています。


このほか、大豆には血中脂質のコントロールに役立つ大豆サポニン、レシチン、シトテロールなどが含まれています。
また、最近動脈硬化を予防するとして注目されている、抗酸化成分のイソフラボン、ビタミンEも多く含んでいます。さらには食物繊維も豊富です。


大豆の欠点

大豆には消化吸収が悪いという欠点がありますが、豆腐や豆乳、納豆などといった大豆の加工品ならば、消化吸収が良く、栄養価も大豆とさほど変わらないので加工品を上手に利用するとよいでしょう。


例えば、シチューを作る際、牛乳の代わりに豆乳を使ったりハンバーグを作る際は肉の量をへらしたぶん豆腐を加えたりします。
こうすると大豆たんぱく質などの大豆パワーを取り入れられると同時に、低カロリー食が出来上がります。



ただし、豆腐・豆乳・納豆・凍り豆腐は加工の段階で食物繊維がほとんど取り除かれてしまいます。
また、納豆・おから、煮豆・黄な粉などは食物繊維を多く摂取でき、かつ低カロリーですが、大豆たんぱく質の量が豆腐に劣ります。


このように加工品により特製が変わってきますので、この点を踏まえて食生活に取り入れるようにしたいものです。また厚揚げ、がんもどき・油揚げといった加工品は、脂を使用している分カロリーが高くなる上に、揚げ油が古いと酸化して過酸化資質を含むことがあります。
揚げたてを買ったり、調理前に脂抜きをするなどの手間を惜しまないようにしましょう。


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